複数の事業部門システムと企業グループ全体の経営管理システムをシームレスに統合する分散型SAP(R) ERP導入ソリューションをご提供します。
事業環境が厳しさを増すなか、多くの企業が個々の事業に対する権限と責任を明確にした組織(事業部制度、社内カンパニー制、持ち株会社を中心とした分社・・・等)に移行しつつあります。これらの組織を取り巻く環境は、事業毎に異なるため、情報システムの導入も、その事業毎に進むケースが多くなってきました。SAP(R) ERPシステムについても全社的な単一のERPシステムとしての導入ではなく、複数のシステムを導入する形態が増えてきました。
しかしその一方、経営環境変化にスピーディに対応するため、組織(会社)の壁を超えた「事業(セグメント)」の「収益性」「競争力」を統一された尺度で正確かつ迅速に把握することの重要性はさらに増しています。このように相反する事業・経営のニーズへのひとつの回答が、複数の事業部門(ロジスティクス)システムとグループ全体の経営管理(グループ会計)システムをシームレスにインテグレーションする分散型SAP(R) ERPシステムです。
- Visibility:経営の視点での事業活動の可視性
- Flexibility:事業ポートフォリオ組替への柔軟性
- Functionality:事業活動支援の視点での機能性を高次元で統合します。
主に基盤技術の視点で
- グループワイドな会計業務と、事業部門のロジスティクス業務を、物理的には別システムとできるため、システムメンテナンスなど、各々のシステムの固有性・独立性を最大限担保できます。
- マスターデータ・ソフトウェア管理等を基盤とし、SAP(R) ERPの標準機能であるALEを利用して、複数のシステムに跨るビジネスプロセスを実装することにより、論理的には統合されたシステムを実現します。

グループワイドでの会計業務と、事業部門のロジスティクス業務を、物理的には別システムとし、各々の最大限の固有性・独立性を担保する一方、マスターデータ・ソフトウェア管理などを基盤とし、SAP(R) ERPの標準機能であるALEを利用して、複数のシステムに跨るビジネスプロセスを実装、論理的には統合されたシステムを実現します。たとえば、事業部門ロジスティクスシステムで発生した会計伝票をグループ会計システムに転送することにより、グループ会計システムで全社レベルでの事業モニタリングや、債権/債務管理を実現することができます。また、会計システム側で発生した、人件費や間接費の配賦情報(間接費配賦)を事業部門ロジスティクス側に転送することにより、事業部門ロジスティクスシステムにおいても間接費を含んだ原価管理・収益性分析が実現できます。


(1) 個々の業務を共通性、汎用性、固有性の観点からカテゴリ毎に分類し、企業戦略・事業戦略に基づき、個々の業務と組織をマッピングします。
(2) 次に、SAP(R) ERP標準で用意されているシナリオに基づき、個々の業務を物理的なシステムにマッピングします。
(3) これらと並行しながら、SAP(R) ERPの標準機能で提供されているALEシナリオがマッピング結果に適用可能かどうかに関する評価を進めます。

