テーブルマーク株式会社 様

概要

ERPソリューションによりグループ全体の情報システム統合を始動
更なる業務標準化・効率化を図り業界No.1を目指す

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テーブルマーク株式会社様
「一番大切な人に食べてもらいたい」

一番大切な人に食べてもらうなら、心をこめて丁寧に作りたい。
そんな想いをもって事業に取り組むテーブルマーク株式会社。2010年に社名を株式会社加ト吉から「テーブルマーク株式会社」に変更。あわせて、NTTデータ ウェーブがプライマリーベンダーとして構築したSAP社ERPを中心としたソリューションで、グループ全体の情報システム統合を始動。冷凍麺、冷凍・常温米飯、焼成冷凍パンといったステープル(主食)を中心に、テーブルマークグループの多様な力を結集。
『食』の世界をリードし、お客様支持率No.1を目指します。

ERPソリューションによりグループ全体の情報システム統合を始動更なる業務標準化・効率化を図り業界No.1を目指す
 Point1  
事業統合を契機にした基幹系システムの全面刷新による業務プロセスの標準化と効率化
⇒事業運営状況の見える化と決算早期化を実現

 Point2  

統合ERPパッケージ(SAP)の仕組みを利用した内部統制の強化によるコンプライアンスへの対応
⇒企業価値を高め社会に貢献

 Point3  

徹底的なTMグループ内の業務標準化・効率化の推進を図る
ため、情報システム統合の始動
⇒TMグループとして、業界No.1を目指す

導入の背景と課題

事業統合を契機に基幹系システムを全面刷新

2008年7月、日本たばこ産業株式会社(JT)の加工食品事業・調味料事業を株式会社加ト吉に移管し事業統合を実施。
「当時、加ト吉のITシステムはメインフレームを中心に、機能別にスクラッチ開発されたシステムでした。事業の拡大に伴い、その都度、機能拡張を繰り返してきましたが、いわゆる部分最適なシステムになっていました。社内の情報は複数のシステムに分散されていたため、部門横断で連携された情報を得るのは容易ではなく、分散している情報を、属人的な判断や経験で繋ぎ合わせている状態でした」と、当時を振り返り話すのは、テーブルマーク株式会社 情報システム部長の山内一晃氏です。拡張を繰り返してきたメインフレームの保守やメンテナンスに掛かる運用コストも課題でした。また、当時は日本版SOX法(J-SOX法)の導入・施行が予定されていたことから、経営側からは内部統制の徹底と事業運営の見える化を実現するための情報システムの確立が求められていました。システム面での課題解決はもちろんのこと、統合前後の最優先事項はスムーズな事業運営でした。そのためには早急な業務プロセスの標準化とシームレスな情報連携・集約が不可欠との判断から、基幹系システムの全面刷新に踏み切りました。

事業統合を契機に基幹系システムを全面刷新


統合ERPパッケージ(SAP)による経営基盤を支える情報システムの構築


短期間での業務プロセスの標準化と効率化、そして内部統制強化の両方を同時に実現するために、SAPによるビッグバン導入を決定しました。プロジェクトパートナーは、90年代より大規模なSAP関係のプロジェクトに取り組んでいたNTTデータ ウェーブでした。プロジェクト期間は、システム化計画を含め約1年半でした。「業務単位での各分科会とそれらを統括・リードする事務局を設置することで、現場側と経営側との意識ギャップが生じないように留意しました」と、山内氏は話します。
2008年2月にスタートしたプロジェクトは、2009年6月に新システムのカットオーバーを迎えることが出来ました。山内氏は「NTTデータ ウェーブとともに、得意先様や取引先様への影響を可能な限り排除した綿密な移行計画を立てたことで、新システムへの切り替え時も大きなトラブルもなく、想定通りスムーズに実施することができました」と話します。
ERPソリューションにより、複数のシステムに分散していた情報を集約。業務プロセスの標準化と効率化を図り、事業運営状況の見える化と決算早期化を実現できました。同時に、ERPに組み込まれているさまざまな統制機能を活用することで、コンプライアンス経営をサポートする情報システムの構築という、経営面での課題にも対応することができました。「必要な時に必要な情報をリアルタイムに確認できるシステムは、食の安全への取り組みには欠かせない仕組みのひとつです。安定したシステムと正確な情報により、問題発生の未然防止や、リスクの特定といった対応が迅速に行えます。システム稼働後の2010年には、社名をテーブルマーク株式会社に変更し、引き続き、最高水準の安全管理を推進しています」と、山内氏は話します。
2014年4月には、将来的なテーブルマークグループ全体のシステム構想を見据えて、基幹システムのバージョンアップを実施。グローバル化が進む事業環境に対応するために、国際会計基準(IFRS)の導入も行いました。(R/3 EnterpriseからSAP ERP6.0へバージョンアップを実施)

導入効果と今後の展望

グループ全体の 成長スピードを加速
「変化への対応力」を備えた 事業運営体制の構築

変動する事業環境下にあって、継続的な利益成長を実現するためには、これまで以上に「変化への対応力」を備えた、事業運営体制の構築が必要。徹底的なグループ内の業務標準化・効率化の推進を図り、テーブルマークグループ全体としての成長スピードを更に加速させるために、2014年から、情報システム統合のプロジェクトがスタートしました。正確なグループの経営状況をスピーディーに把握するためには、本社や関連会社に関係なく、同じレベルの情報が、同じ時間軸で収集できるような仕組みが重要との判断から、グループ経営の情報システムとして、SAP社ERPを中心にソリューションを構想し、NTTデータ ウェーブがプライマリーベンダーとして構築を担当しました。
山内氏は、グループで統一された情報システムを利用することで得られるメリットについて、次のように説明します。「グループ各社からの情報収集の時間が短縮されますし、情報の粒度も統一されていることから、グループ全体としての決算早期化につながると考えます。また、グループ全体でのスキルや改善事例活用などのナレッジシェアが可能になり、情報分析、活用も向上すると期待をしています。さらに、統一されたシステムを利用することでルールの統一化が図られ、結果的にグループ全体に対するガバナンス強化が図れるというメリットもあると考えています」

グループ全体の 成長スピードを加速 「変化への対応力」を備えた 事業運営体制の構築


テーブルマークグループの多様な力を結集し、お客様支持率No.1を目指す


情報システム統合のプロジェクトは、テーブルマークの基幹システムを、グループシステムとして横展開し、グループ各社に順次、展開・導入する計画でスタートしました。全体計画として、第3次展開までを予定しています。第1次展開では、グループ3社を対象に2015年5月に導入を完了しました。現在は、第2次展開としてグループ2社を対象に、2017年1月の導入を目指して展開中です。
「SAPに対する知見がなく、グループシステムの展開・導入に不安を感じているグループ各社のメンバーに対して、NTTデータ ウェーブはプロジェクトの初期段階より積極的に勉強会を実施してくれました。システムへの理解が深まることで、メンバーの不安も払拭され、第1次展開は3社同時での展開・導入でしたが、大きなトラブルもなく、スケジュール通りの稼動を迎えることができました。現在進行中の第2次展開についても、スムーズなプロジェクト運営に安心感が持てます」と、山内氏はNTTデータ ウェーブのプロジェクトへの取り組みを評価します。
テーブルマークグループは、自律的かつ持続的な成長に向けて、冷食・常温事業、ベーカリー事業、調味料事業の着実な成長と市場におけるプレゼンス確立に向け取り組んでいます。食の安全への取り組みでは、グループの全ての冷凍加工食品工場でISO22000を取得し、生産プロセスに重点を置いた品質管理を実施するなど、最高水準の安全管理に全力を挙げて取り組んでいます。これからも、技術革新や商品開発に努め「身近なのに、あたらしい。」価値ある商品を皆様の食卓にバラエティ豊かにお届けします。
「一番大切な人に食べてもらいたい」という想いのもと、テーブルマークグループの多様な力を結集し、『食』の世界をリードし、お客様支持率No.1を目指します。

最後に山内氏は「事業統合スタート時より今日まで、テーブルマークグループのビジネス成長を支える情報システムを支援してきた、NTTデータ ウェーブに今後も期待しています」と話します。

お客様プロフィール

本 社〒104-0045 東京都中央区築地6-4-10
代表者代表取締役社長 川股 篤博
資本金225億円(2016年1月1日現在)
売上収益1,658億円(2015年12月期 連結) ※国際会計基準(IFRS)ベース
従業員数1,293名(2016年1月1日現在)
企業沿革2008年に加ト吉とJTの食品事業部門が統合し2010年にテーブルマークが誕生。「一番大切な人に食べてもらいたい」という想いのもと 3つの事業を展開。テーブルマーク・ケイエス冷凍食品を中心とした「冷食・常温事業」、 富士食品工業を中心とした「調味料事業」、 サンジェルマンを中心とした「ベーカリー事業」。いずれも最高水準の安全管理のもと、 たゆまぬ技術革新や商品開発に努め、 「身近なのに、あたらしい。」価値ある商品を 提供し、食の舞台である“テーブル”を彩る トレードマークを目指す。
URLhttp://www.tablemark.co.jp/

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