赤城乳業株式会社様

概要

ERPソリューションにより基幹システムを刷新
製販在の見える化と在庫の適正化を実現

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赤城乳業株式会社様

アイスキャンディー「ガリガリ君」でお馴染み赤城乳業株式会社。昭和36年設立以来、半世紀以上にわたり国民に愛される氷菓・アイスクリーム製造、販売を行っています。同社で2014年、各部門に分散していた基幹システムをNTTデータ ウェーブERPソリューションにより統合。製販在見える化を実現しました。このERP導入プロジェクトについて、経緯や効果などの話をお聞きしました

ERPソリューションにより基幹システムを刷新 製販在の見える化と在庫の適正化を実現
 Point1 
分散していたシステムをERPソリューションで統合することで、俗人化を排し、
製販在の見える化を実現
 Point2 
食品業界にとって大きな課題の1つである在庫の適正化にERPソリューションが効果をあげる
 Point3 
選定のポイントはNTTデータ ウェーブの親身な対応
クイックレスポンスでより良い形での提案を実行

導入の背景と課題

各部門にシステムが分散 見える化・最適化が課題に

赤城乳業の社内でIT委員会と呼ばれるプロジェクトが立ち上がったのは2010年7月。同社では商品の開発から製造、在庫、販売までをすべて自社で行っていますが、それらの基盤となるITシステムについての課題や問題点を話し合うための委員会でした。
「当時のITシステムは各部門が独自に構築、運用を行っていたため、データベースが統合されておらず、インターフェイスもバラバラでした。これを見直さなければと考えました」と話すのは、
赤城乳業株式会社 財務本部 情報システム部部長の吉橋高行氏です。2011年3月には、すべての基幹システムの抜本的な見直しが決定されました。
当時、分散していたシステムにはさまざまな問題がありました。
「基幹システムのコアとなっていた生産管理システムは、スクラッチで開発したもので、事業の拡大にあわせ拡張を繰り返してきました。将来的なことを考えると、このシステムのままでは対応しきれなくなると想定されました」と吉橋氏は説明します。
その他にも、一部のシステムではトランザクションが増えると処理が追い付かず、動作が不安定になる課題もありました。さらに、各部門でシステムを運用していたため、保守やメンテナンスもそれぞれ個別に行わなければならないという状況も改善が必要でした。
こうしたシステム側からの課題に加え、現場からはプロセスに対する課題があがりました。
「当社は受注型生産ではなく見込み型生産ですので、情報収集・分析することで需要を予測し、それをもとに製造から在庫、販売までのプロセスを最適化していきます。しかし、システムが分散していることで、横断的な統合された情報を得られず、その部分を属人的な判断や経験でカバーしていました」と吉橋氏は説明します。赤城乳業が新たな市場に投入する商品は年間200種近くにおよびます。これら多種大量な商品の製造から在庫、販売プロセスをシステム化、そして最適化することが課題となっていたのです。一方で、経営側からはシステムの見える化、内部統制の徹底、事業継続への取り組みなども求められていました。

各部門にシステムが分散 見える化・最適化が課題に

製販在の見える化を実現 在庫の適正化も進めていく
 

新システムの開発が始まったのは2012年の10月です。「大きなトラブルもなく、想定通りスムーズに導入ができました。事前にしっかりとNTTデータ ウェーブが手順を作ってくれましたし、実作業においても手厚いサポートをしてくれたおかげだと思っています」と吉橋氏は話します。さらに、スケジュールや成果物管理についても、NTTデータ ウェーブを高く評価しています。8ヶ月に渡る開発の後、結合テスト・統合テストを経て、2014年1月に新システムの運用を開始しました。
吉橋氏は今回の導入の効果について、次のように説明します。「従来のシステムは不安定な部分がありましたが、新システムはとても安定しています。これが第一の効果ですね。他にも製販在の見える化を進めることができました。プロセス全体を見える化できたので、今後の製造、販売計画などにも良い効果を与えてくれると思います」
赤城乳業の主力商品である氷菓・アイスクリームの販売ピークは夏ですので、在庫は夏前から夏シーズンに集中します。「在庫の適正化は食品業各社の大きな課題の1つですが、当社はピークが偏っている分、適正化がより重要になっています。SAPを導入したことで在庫の適正化をますます進めることができます」と吉橋氏。経営面での課題であった内部統制への対応も、セキュリティの強化でしっかりと担保し、また、インフラの冗長化により事業継続への取り組みも進めることができました。

導入効果と今後の展望

新システムは安定稼働 今後はSAPの活用を拡大

新システムは、運用開始後、大きな問題もなく安定稼働しています。 NTTデータ ウェーブは引き続き、細かいインシデント対応なども含めたサポートを続けています。
運用開始当初は、変更後のユーザーインターフェイスが慣れないという声もあがっていましたが、最近では「こんな機能があって便利だ」などという現場からの声もあがりはじめました。
「すでにシステムの理解フェーズに入ってきています。これから活用フェーズに入ると、ますます効率化、最適化が進んでいくと思います」と吉橋氏は期待を寄せます。
今後の展望について吉橋氏は「"基幹系のリプレースはほぼ終わりましたね"とよく言われますが、それは構築側の見方です。ユーザ側からすると2014年にSAPが導入されて、これから伸ばしていく、活用していかなくてはなりません。そうした伸びしろのあるシステムとしてSAPを選びました。まだスタートしたばかりで、活用できていないモジュールもたくさんあります。これからSAPを使い倒して、活用していきます」と話します。
NTTデータ ウェーブでは今後も、拡大していく赤城乳業のビジネスを支える基幹システムを支援していきます。

お客様プロフィール

お客様名赤城乳業株式会社様
資本金7億7千万円
売上高405億円(2015年12月現在)
社員数373名
ウェブサイトhttp://www.akagi.com/

 ※ガリガリ君、赤城しぐれは、赤城乳業株式会社の登録商標です。
 ※SAP、その他のSAP商品とロゴは、ドイツおよびその他の国におけるSAP SE(またはSAP関連
  会社)の商標または登録商標です。

 ※本掲載の製品名称およびロゴは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。